朝日新聞社「ネクストリボン がんとの共生社会を目指して」プレゼン(後半)
わたしは半年抗がん剤を投与しながら会社に通い、その後手術、放射線治療の為1か月お休みをもらいました。 その間に上司のAさんは産休に入ったため、復職後は新しい上司・Bさんと働くことになりました。Bさんと働き始めた頃からはじめた術後5年間続くホルモン治療は、あれほどつらかった抗がん剤とは違う副作用は思った以上に体への負担が大きく、わたしは慢性的に具合が悪い状態でした。 Bさんとの面談の際、Bさんはご自 […]
乳がん告知から15年、営んでいます
わたしは半年抗がん剤を投与しながら会社に通い、その後手術、放射線治療の為1か月お休みをもらいました。 その間に上司のAさんは産休に入ったため、復職後は新しい上司・Bさんと働くことになりました。Bさんと働き始めた頃からはじめた術後5年間続くホルモン治療は、あれほどつらかった抗がん剤とは違う副作用は思った以上に体への負担が大きく、わたしは慢性的に具合が悪い状態でした。 Bさんとの面談の際、Bさんはご自 […]
先日、朝日新聞社さんが主催する「ネクストリボン」のイベントに登壇させていただきそちらでお話した、今から約12年前に乳がんが見つかり、治療しながら働くことを通して「がんと一緒に生きる」ということをどのように感じてきたかの非常に個人的な一顛末をテキスト化しておきます。 「松のプレゼン、わかりずれー」 「松の顔が丸すぎて集中できなかったわー」 「松、若年性謳ってるわりに結構年齢いってるじゃん」 という方 […]
『週刊新潮は、今日、発売です』 父の会社ではいつもTBSラジオが流れていた。学校が終わって遊びに行くのは「大沢悠里のゆうゆうワイド」や「こども電話相談室」の時間で、その合間に流れてくるラジオCMは“村祭”のメロディーに乗せて子供の声でこう言うのです。 『週刊新潮は、今日、発売です』 そんな週刊新潮の「結婚」欄の取材を受けました。わたしが生まれる前から続く各界の著名人の慶事を扱う連載ページ「結婚」か […]
出版から半年。 本屋さんに行けばそこに自分の書籍が平積みにされており、同じ罹患経験者の方たちからメールやコメントで感謝の念を頂いてこちらがありがとうですよ。涙、涙。と温かかく、自分が読んでいた新聞や雑誌から取材の依頼を頂き、初めてお会いする方に好意を爆発させていただけて、新しい出会いも。書籍の企画や文章のお仕事を頂く日々。僥倖。 プライベートではほんの少数ではあるけれど「印税ってすごいんでしょう? […]
本が出て4か月目。 10月9日水曜日の朝日新聞朝刊「ひと」欄に載りました。 本が出てからたくさん取材を受けさせて頂きましたが、この掲載はわたしにとって少しだけ特別でして。 ちょうど1年前の10月21日、ブログの読者だった朝日新聞社会部の記者・Sちゃんと出会った事がきっかけでした。渋谷で行った「松さや香と澁谷の夜」というニッチ&ダークピンクなドネーションイベントに、このブログを見てたった一人で遊びに […]