東京出版雑感記⑤
PR活動にいそしむ7月。
ポップを作るの好きなので、こつこつと版元さんにお借りしたポスカとマッキーを駆使して手作りしています。「文化祭みたいだ」とも思うけれど、わたしたちがやっていることは文化祭じゃないし、それじゃダメです。
某氏から「連れて行きたいお店があるんです!」と誘われ、出向いた用賀のウェイウェイ台所。香り炒めのレバーが絶品で、うれしくて、つい2杯続けて飲んでいたウーロン茶が空になったタイミングを見計らって「あ、生ビールを、わたしも」。お店の方に一声。飲めないくせに。そう、調子に乗ってるのはわたしなんです。
でもなんだか、ビールを飲みたくなったのね。このレバーをビールで流したら、それは7月っぽい夜にさぞや拍車をかけてくれそうで。そんな期待も込めて、ビールを、わたしに、くださいな。すると、目の前の彼は「あ!付き合ってくれるんスか?うれしい!」と相好を崩すので『あ、この子と交わした約束は、ちゃんと守ろう』。そう、決めたのでした。決めただけで言わないけどな。