matsusayaka

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東京出版雑感記⑧

1か月ほど前に出版記念パーティをやりました。 「パーティは著者のご褒美だから絶対やったほうがいいよ」という言葉を受けて、集まってくれた99人のゲストに対して「ありがとう」を伝える場と仮置きし、綿密にアジェンダを組み、ギフトを用意したり作りこみの日々を経て、迎えた当日。 メイクをしてもらいながら、忙しく手を動かすミホちゃん(贔屓にしている美容師さん:著者近影担当)に「なんだかさや香さん、全然テンショ […]

東京出版雑感記⑦

遊び、足りてます? わたし、あまり「遊んでいない人」を信用できないと常々思っている方でして。 遊びとは、享楽・快楽抱き合わせという側面だけじゃないことを、遊んでいる人は知っている。遊ぶって基本的にリスキーなんですよ。時間はみんなにとって平等で有限。だからこそその間をどう使うかで確実に、翌日に違いが出る。遊びは現時点の自分が楽しいと思う分、それ以上の自分のレベルアップの為の実入りになることはあまりな […]

東京出版雑感記⑥

ラジオに出たり。 ラジオが好きです。松家はテレビは夜9時以降禁止だったので、わたしの第二次性徴期のお供はラジオ。先日、トオルとY君、Eさんの男子三人に交ざって「性の目覚め」についてのトーク&トーク。なぜ「子供」の頃の「性」の話ってあんなに面白いのかしら。格好のつかないアホの高ぶる自意識はそれだけで恥ずかしくて最高。 トオルはリンドバーグの渡瀬マキ。「今すぐキス・ミー」をトップテンで歌う姿を見て、あ […]

東京出版雑感記⑤

PR活動にいそしむ7月。 ポップを作るの好きなので、こつこつと版元さんにお借りしたポスカとマッキーを駆使して手作りしています。「文化祭みたいだ」とも思うけれど、わたしたちがやっていることは文化祭じゃないし、それじゃダメです。 某氏から「連れて行きたいお店があるんです!」と誘われ、出向いた用賀のウェイウェイ台所。香り炒めのレバーが絶品で、うれしくて、つい2杯続けて飲んでいたウーロン茶が空になったタイ […]

東京出版雑感記④

ちょっと思うところがあって台湾に帰りました。 松山空港に飛行機が着陸。「日本に渡った1世も2世もしなかったことを、3世で出来たなー」と思うと、もうそれはわたしとしては「凱旋」と呼んであげたい。誰も見ていないけれど胸張って降機。 1年前出版が決まった事に浮き足だち、慌てて日本へ帰国することを決めた際「ちゃんと出版が出来て、また無事に台湾に帰ってこれますように」とお祈りした龍山寺の神様に、玉蘭(白木蓮 […]

東京出版雑感記③

発売日6月26日の夜は担当編集のパンクス子さんと、わたしのブレーンになってくれている小学館のオリーブ子さんを招待した「謝謝ディナー」のため、マンダリンオリエンタル東京のケシキへ。 当日はなにか特別なことを一つ、したかったんですね。それをしたいと思う人は結構少なくて、あ、わたしの人生シンプル。ええやん。と思えました。「著者からご馳走になるなんて初めてだよーーー」。しきりに感激してくれる二人。えー。出 […]

東京出版雑感記②

6月26日になってしまいました。発売日です。さぞさぞな心持ちでこの日を迎えるかと思っていたけれど、この日はあくまでも世の中的に記号化した「日」であり、わたしたち(担当編集さん&わたし)は山盛りのタスクに埋もれているというのが、所詮の現実。 それでも鈍いわたしにリマインダーのように働きかけてくれるのは、やはり人以外無くて同じELLEブロガーのアキナちゃんがTwitterで「どうしよう。ついに。あれ? […]

東京出版雑感記①

発売日前のせわしない日々。急激に潮目が変わりつつあることを体感していて、巡ってきた機会を自覚するのって人生で何度目だろうか? と遠い目。 今日、見本誌が届きました。担当編集さんが自ら運んできてくれたこの見本誌たちを献本する方たちに手紙を書いている日曜日。自分にこんな日曜日がくるなんて。この奥付を見て、この発売日を見て、この名前の羅列を見て、痺れています。 Amazonの予約始まっています。「松さや […]

《blog2010》秋の「ハンバーガーショップ」考察

時々ハンバーガーが食べたくなるのですが、先日社内の広報メールに書いた「もしも、ハンバーガーショップが人間で、私のクラスメイト(男子)だったら」という『妄想』がウケたので、あえてELLEのブログに転載しておきます。 《もしも、ハンバーガーショップが人間で、私のクラスメイト(男子)だったら》 ①【マクドナルド】 笑顔(スマイル)が売りの人気者。ついでにそこそこ足も速い。学級委員に推薦されればまんざらで […]